アメリカの100年前の古材を使用したショーケース
アメリカの100年前の古材を使用したショーケースを制作しました。
アメリカの古材には日本の古材にはない魅力がたくさんあります。
日本とは異なる環境で育った樹木が納屋の外壁やフェンスとして使用され、さらに100年以上経って風化した独特の雰囲気は厳しい環境を耐え抜いた証拠です。
同じデザイン・古材のショーケースのオーダーを頂き制作しました。
今回は鍵付きです!
良かったら下記のリンクよりご確認ください♪
アメリカの古材
バーンウッドやリクレイムドウッドなど様々な名称の古材があります。
そのなかでも特にスノーフェンスはMADE BY…のお気に入りの古材♩
スノーフェンスの名の通り、雪が降る地域で雪よけ用の外壁として使われた木材です。
雪が降る地域なので、標高も高く気温も低く、市街地とは大きく異なるとても厳しい環境です。
その環境で100年耐えると、こちらの画像のように白やシルバーにエイジングして来ます。
この独特で特徴的な雰囲気のスノーフェンスは、外で使われていた性質上、木材の反りや捩れが激しいものも多々あります。
仕入れたわいいけれど、部位によっては使えない部分が多いなんて事も…
それでも古材を使いたくなってしまうのは、その見た目が好きだしカッコいいからです!!!
特に色んな方の古材で出来た作品を見ていると、古材の風合いを計算して作っている方が多く、通常の木工とはまた違った拘りを持っていて、人としても魅力的な方ばかりなんです。
日本で手に入る製材された木材と違って、作るのにひと手間もふた手間もかかりますし、手作業で微調整の繰り返しばっかです。
図面をひいたところで、その通りにいかないのも古材の魅力だと思います。
そこまでして作りたかった古材のショーケースがこちらです。
とても大変でめんどくさいんですが、出来上がりを見て大満足です。
古材の部位を2つに分け、それをあえて高さ違いに切り出し、再度くっ付けて一本の棒状にして、アンティークな額縁の様な装飾を施しています。
そこに強度と透明感の強いアクリルをはめ込み高級感を出しています。
そして本体はスペースを広くもって、余裕をもたせており、
長財布やウォレットチェーン、キーケースなどを入れてもまだ余裕があります。
最後に
古材を使用するインテリア雑貨や家具などは全て一点物です!
同じ材は2度とは手に入らないですし、特に木の風化などによる色合いの差はなかなか揃えるのが難しい為、材料がある時にしか作ることが出来ません。
アンティークな雰囲気がお好きな方、古い物がお好きな方に古材はオススメです。
もちろんアンティーク屋さんを営んでる方の店舗什器としてもカッコいいんじゃないんでしょうか。
家具やインテリア雑貨でも古材でこんなの作って欲しいと考えている方は是非一度MADE BY…にご相談下さい♩
インスタやピンタレトなどの画像を送って頂くだけでも構いませんのでよろしくお願いします(^^)