アメリカ古材を使用した本棚のオーダーを頂きました!
今回は、古材を使用してお部屋に合わせた本棚のオーダーのご依頼を頂きました。
お気に入りの雑誌や子どもの絵本など置きたい本がたくさんあるのに、中々コレだ!というものが見つけれずにいたので、思い切ってオーダーしたいとのことで、古材を使用したオリジナル本棚のオーダー制作を行いました。
MADE BY…では、輸入古材などの木材を使用したショーケースや本棚、ラックなどをお客様のご希望に合わせてオーダー制作しております。
よろしければ下記のリンクより過去の制作事例をご覧ください。
オーダー内容
オーダーをいただき制作に入る前に、お客様から使用場所などの用途に関するヒアリングを行い、デザインなどの希望をお聞きしました。
要望と仕様
用途
雑誌や絵本などを置くための本棚
サイズ
実際に置く雑誌や本がある程度決まっていたため、置く本のサイズに合わせてサイズを決めていきました。
デザイン
サイドの古材のトップ部分を天板から20cmほど出るようにして、アーチ状にしてほしいとご希望。
色味
お部屋の雰囲気に合わせた色をご希望だったため、実際にイメージさせている色味に近い商品を見て頂き、少し明るめに色味に決定。
制作過程
まずは、ご希望のサイズとデザインとなるような本棚として最適な厚みのある古材を選びます。
使用した木材はダグラスファーのデッドストックです。
約100年前に製材された状態で、刃ノコの跡が特徴的です。
古材は反りや捻じれが出でいるのが多いのですが、こちらの古材は問題なく、良い古材を手に入れられたなと思います♩
耐久性や使いやすさに配慮した構造を考え、お客様のご希望の合わせながら自分たちも納得のいくオーダー品の制作を心がけています。
特に見た目のバランスなど何度も確認しながら製作しています。
側面の板と棚板のバランスを見て位置関係を確認しています。
見た目がヒョロッとせず、いかつくもさせないちょうど良い位置を探します。
継ぎ目の処理を考える過程です。
使用する古材が決まった後は、お客様のイメージに近い色味にするために、少しずつ塗装を施していきます。色が変わると同じ古材でもグンと引き締まった雰囲気になります。
手作業で丁寧にヤスリます。
古材の凹凸はそのままだとバリやささくれが多いため手に刺さってしまうので、丁寧にゆっくりとヤスリをかけてなだらかにします。ヤスリすぎると古材の特徴でもある凹凸の表情がなくなってしまうので、手で触ってもバリやささくれが刺さらない程よいところまでヤスっていきます。
ヤスリがけと塗装が終わった後は、ご希望サイズを間違えないように確認しながら組み立て作業です。
完成
つや消しのウレタンクリアを塗り、更に表面を滑らかにして古材を使った本棚の完成です!
サイドトップのアーチが厚めの古材をボテっとしたデザインになりがちですが、スッキリとした雰囲気にしています。
最後に
今回はMADE BY…のショーケース制作の際によく使用する古材とは違った古材を使って本棚を制作してみました。
お客様の予算やご希望のサイズをヒアリングしながら、用途に合わせて使用する古材もしっかりと選ぶことでお客様も私たちも納得したものが完成していきます。
輸入古材の特徴は、年輪がしっかりつまっていて、凹凸が激しいからこそ表情が豊かで完成した時にハッ!と人を惹きつける魅力があります。
カフェやレストランなどの古材ショーケースや美容室の古材ミラーなどといった店舗什器、お部屋のシェルフや壁一面を古材にしてなどインテリア雑貨や内装デザインなど、様々なシチュエーションに古材を使用したアイテムを取り入れるだけで一気に空間全体の雰囲気がグッと魅力的になります。
ご興味ある方やお悩みの方は、まずは一度MADE BY…までお気軽にご相談ください。
お問い合わせ先は、下記リンクよりお問い合わせ頂くか、madeby0310@gmail.comまでメールにてご連絡お待ちしております。