BRIWAXの色見本と使い方
MADE BY…はかなりBRIWAXを愛用しております♩
2×4に塗ってある色見本はたくさん見かけますが、それ以外のだとなかなか無いので記事にして見ました!
※追記:google検索流入で「BRIWAX 使い方」や「BRIWAX 色見本」と検索してこちらの記事にたどり着く方が非常に多くとても嬉しいです!引き続き追記していきますので宜しくお願いいたします!
何か質問などがあればお気軽にコメント下さい♪
目次
BRIWAXとは
GALLUP(株式会社リムジンインタナショナル)はBRIWAXの日本正規総代理店です。BRIWAX販売元の英RUSTINS社と契約し、正式に日本に輸入しております。
■ブライワックスの歴史
1860年イギリスはイーストロンドンで、ヘンリー・フラック氏がプロ向けの木製品ケア塗料を開発したのがブライワックスの始まりでした。それから150年、ブライワックスはイギリス国内での生産にこだわり続け、今日まで変わらず高品質の製品を世界中に供給し続けています。その品質は英国の女王によって、最高品質の証である王室指定を賜りました。
引用元:ギャラップオンライン
BRIWAXのメリット
BRIWAXを使う上でのMADE BY…が感じるメリットを考えてみました!
・BRIWAXを使ってる人が多い
ハンドメイド作家さんや個人でDIYをしている方のブログで色々な情報が手に入ります。
特に使い方がわからない人や、どうやって塗ればいいのか、乾燥にはどれくらいかかるのか、買ったばかりだとわからない事だらけです!
でもGoogle先生で調べたら沢山の方がブログ記事にしているので、すぐ問題が解決できてしまいます!
BRIWAXはプロの方も愛用してるので、家具修復師さんや、塗装関係のホームページに行くとプロの技が拝見できます♩
・色見本がたくさん出てくる
ホームセンターの塗料コーナーにも色見本があったりしますが、人と違った色にしたい方は、日本販売代理店のギャラップさんに行くとウッドダイの上からBRIWAXを使用するとどんな色合いになるのかまで見本で置いてありますのでオススメです♩
ギャラップさんではBRIWAXなどの塗料以外に、古材やアンティーク家具やドアなどの建具も販売しています。
店内は写真撮影禁止の為、画像はありませんが古材を使った空間はとても居心地がよく、店員さんも親切で親身になってアドバイスしてくれます♪
・安定感がある
ターナーのオールドウッドワックスやアンティークワックスなど色々な種類のワックスを使用していると、季節(気温)によって発色に違いが出てくる時があります。
特に冬場は使用するWAXが固形状になっていたり、寒さで固まっている事もありますが、BRIWAXの場合は湯煎する事もできますし、ヒートガンで缶ごと温めてトロミを出してあげる方法で解決します。
いつも通りのBRIWAXになれば、あとは普段通り塗るだけです。
ワックスの伸びがいいと、細部まで浸透しますしね♩
こういった微調整をするだけでいつも同じ発色になるのはBRIWAXのメリットです。
・英国王室のお墨付き
BRIWAXは英国王室御用達のWAXです。
英国王室が選ぶくらいなので、磨いた時のツヤなど仕上がり方などが良いのかなと思ってます笑
ただ本当にBRIWAXを塗った後に少し放置をしてウエス(Tシャツのハギレなどの布)でゴシゴシ磨いてあげると高級感のある艶がでます。
磨けば磨くほどツヤツヤになって楽しいです♩
ツヤツヤになった次に驚くのが肌触りです!
ヤスリがけの効果もありますが、板に一層出来て、その層がツヤツヤなんですよー!
手順さえ間違えなければ英国王室の家具と同じ色と艶感が手に入ります笑
・どこでも買える
BRIWAXはホームセンターやAmazon、楽天やヤフーショッピングなどどこでも買う事が出来ます。
欲しい時にすぐ買えに行ける所にBRIWAXを取り扱っている販売店があるのは助かります!
・アフターケアが可能
オイルステインやラッカーでコーティングされたテーブル天板などは、お色直しの際にサンダーで表面をやすり色を完全に落としてから、作業を行わないといけませんが、オイルが木材内部に染み込んでいる為、やする作業に時間と手間がかかります。染み込んだ量によっては1cmもやすらないと色が完全に消えない場合も…
そうなってくると天板のサイズが薄くなってしまう為、高さ指定でオーダー製作されたものなどは使い心地に少し違和感があり、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
ですがBRIWAXでしたら、オイルステインのように染み込んで着色する事はなく、木の表面上にBRIWAXを塗って塗膜を形成します。その為、塗膜と表面を多少削れば木が持つ本来の色が見えてきますのでお色直しに時間もかかりません。
そしてBRIWAXの特徴でもあるワックスの重ね塗りが出来る点が大変素晴らしいですね♪
一度塗ったあとに元の色が落ち過ぎない様に軽くやすってあげた後にまた同じ色のBRIWAXを塗ると色の濃淡が出てアンティーク間と艶のある仕上がりとなります!
BRIWAXのデメリット
・臭い
使っていて感じるデメリットはこの一言に尽きます(笑)
本当に匂い以外のデメリットはないです!
室内で換気もせずに使おうもんなら頭がトリップするんじゃないかという程の強烈な匂いがします笑
普段は外で塗装しますが、冬場にBRIWAXを外で塗装すると寒いし臭いしで辛かった記憶があります。
ただそのデメリットを無視できるほどのメリットがBRIWAXにはあると思います。
2019/2/9 追記
もう1つデメリットがありました。
それは気温が下がるとワックスが固まってしまう事です。
トルエンフリーを選べば幾分かマシになりますが、トルエンが入ってる方はカチコチに固まり、凄い塗りにくくなります。
スチールウールやブラシなどで塗るとダマやが出来てしまったり、塗布したワックスが固形のままで木材に塗ったというよりくっついた感じになります。
お湯で溶かすのも面倒なのでヒートガンで温めれば、すぐに溶けていきますが臭いがかなりキツイです…
BRIWAXの使い方
MADE BY…ではショップタオルかスチールウールで塗っていますが、松や杉などの柔らかい木材だと傷が付く場合もあるので、基本はショップタオルです。
こちらの額縁などはブラシで塗布しています。
木材に塗るというより刷り込むイメージで使ってあげると、アンティーク感が増します!
購入したばかりの木材は表面が毛羽立っていたり、逆にツルツルしていたりするのでヤスリで整えます。
好みによりますが、120番のヤスリをかけると表面が荒くなり過ぎず、ツルツルし過ぎないので多用しています。
ツルツルし過ぎるとワックスを弾く感じになり、荒すぎるとワックスが浸透し過ぎて濃くなるので、作るものに合わせて都度都度変えるのがオススメです!
お世話になっているギャラップさんのサイトにて詳しい塗り方が説明されていますので、下記のリンクよりご確認下さい♩
BRIWAXの日本正規総代理店、GALLUP(株式会社リムジンインタナショナル)の塗装手順
BRIWAXの色見本
・ジャコビアン
MADE BY…で一番オーダー依頼が多いショーケースもBRIWAXのジャコビアンを使っています。
木目が優しくなるので、お気に入りです。
こちらはMDFにジャコビアンを塗りました。
吸い込みが浅い部分と深い部分がはっきりしており、塗りが甘いと濃淡が出ます。
こちらの古材スピーカーは一度ステインで着色した後にジャコビアンを塗って、普段とは違う色合いに仕上げています。
・ウォルナット
こちらはカッティングボードにウォルナットを塗りました。
杉材の木目と相まって奥行きが出ています。
こちらも同じく杉材を使用したプランターボックスに塗りました。
カッティングボードと同じ杉材なので、雰囲気は変わらず奥行きがある色合いになっています。
・クリア
アメリカの古材にクリア。
画像の上半分が無塗装で、下側がクリア塗装した部分になります。
クリアワックスの油分が古材に浸透して深みが出ています。
色見本は随時更新予定です!